村櫛町紹介

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「公民館図書部の頃」

図書室 戦後まもない昭和22年、村役場の隣に図書室ができた。蔵書770冊、裸電球1個だった。人々は娯楽にも文化にも飢えていた。青年団活動が脈打ち、新しいものに憧れ、どんどん吸収していった。昭和26年公民館が新設され、図書室は公民館図書部となった。盛んな地場産業、広大な干拓地の造成、村は活気に溢れていた。読書子大会、演劇発表会、新生活運動など活発な文化活動が評価され、昭和30年には文部大臣表彰を受けた。常に文化活動の矢頭に立ち、庄内半島をリードしていたのは「公民館図書部」で、浜松市に合併する昭和40年まで続くことになる。

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酔芙蓉 「酔芙蓉」
著者/篠 綾子