村櫛町紹介

令和3年度 村櫛町自治会基本方針

「活力ある 明るく住みよい村櫛町を目指して」

 私たちは、人として精神的な心のふれあいを深め互いに理解し合い、助け合いながら地域の諸問題について共に関心をもち、常に共同して実践活動を行い、住み良い環境作りと健康で明るい社会生活を築くことを目的として、「活力ある明るく住みよい村櫛町を目指して」、事業を行ないます。


1 地域公共交通手段確保への対応について
 高齢化や核家族化が進む村櫛町において、運転免許証の返納やバス路線の一部廃止等が見られることにより、生活に欠かせない交通手段の確保が課題となっています。
 これらに対応するため「庄内地区公共交通検討会」が5年前より発足し協議していますが、今年度は地域バス運行の予算計上等具体的な制度設計に入りますので、これらに積極的に参画し、村櫛町地域の特性を踏まえた地域交通の在り方や対応の要請を行ないます。
2 大規模災害に対する防災対策の取り組みについて
 「南海トラフ巨大地震」や「巨大台風」などによる大規模自然災害等に対処するため、前年度に引き続き「津波避難訓練」、「防災訓練」、「災害時用食料備蓄」の取り組みを中心に防災対策の強化に努めます。
3 住民生活の安全確保について
 現在町内住居区域内の一部には、時速50km制限速度の道路がありますが、通学路や散歩道として利用されている関係者より危険が指摘されていますので、浜松西警察署や関係行政機関への要請により、時速30km制限速度となるよう対応をして参ります。
4 自治会費における児童の人数割会費の免除について
 現在、自治会費は世帯割と人数割により納入をお願いしていますが、人数割による徴収方法については改善を求めるご意見が多く、また地域に活力を得るため将来を担う子供達のいる世帯へのわずかながらでも支援となるよう、児童(中学3年生まで)の人数割会費を免除いたします。
5 墓地等の環境整備について
 共同墓地は、長い歴史と伝統・文化があり多くの町民が利用していますが、坂の上にあることや、駐車場から歩く距離が長いことなど特に高齢者の皆様より参拝等にあたっての不便の声が寄せられていますが、参拝者等へのリスク軽減と環境整備を図り、安全にまた参拝等がしやすい環境整備をめざして改善に取り組みます。
 特に、共同墓地内東側の下がった区域内には水道がなく、利用者より敷設の要望もあることから、今年度は費用試算等を行ない対応についての検討を行ないます。
6 村櫛会館及び自治会管理施設の整備について
 村櫛会館(平成6年建設)をはじめとして、自治会館(昭和49年建設)や保令作業所(北明作業所後)等、自治会が管理する施設等は近年老朽化が著しく目立ち、修繕せざるを得ない個所が多く出てきています。
 中でも、保令作業所(北明作業所後)は傷みが激しく、業者より「大型台風等による強風に対して、屋根部分が破壊損傷する可能性が高い」との診断がありますので、これらを含め施設の修繕等により利用者の安全と利便性を確保するための取り組みを行なって参ります。
7 自治会組織運営等について
(1) コンプライアンス(法令遵守)対応について
 コンプライアンスが強く叫ばれるなか、私たち村櫛町自治会もそれらに即応した活動が求められていますので、関係者は業務に係わる法令知識の習得を図るとともに研修会等へ積極的に参加し対応を図ります。
(2) 組織・活動等について
 地縁に基づく人々の集まりである自治会ですが、最近は地縁の希薄が言われ、更に高齢化や核家族化の進展により、組織を運営する活動家のなり手が少なくなっています。自治会や関連組織において運営等に行き詰まりが感じられるので、組織の見直しや活動内容について検討をして行きます。
8 自治会財政について
 歳入は会費や町所有地の有効活用等により一定の確保となっていますが、会員数の減少傾向が続くことが予測されることや、児童に対する人数割会費の徴収免除等により今後減少が見込まれます。
 反面、歳出については村櫛会館をはじめとする管理施設の修理や更新、また村櫛海水浴場跡地の防波堤の浸食への対応等の支出増加が予測されますので、関係者との協議を積極的に行ない、将来に向けての必要な処置を行ないながら、財政基盤の強化を目指します。

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